
最近は天候が悪くなかなか富士山も見えませんね。
夏には、すっきりした富士山が見えることが少ないですが、
秋から春先には頂上に雪をまとった富士山になります。
予定もなく精進湖にたどり着き
すっきりした富士山に出会ったのは
富士山に初冠雪になってからの季節でした。
あまりの美しさに見とれて、帰る時間を遅らせ
夕焼けの時間まで待つことにしました。
この条件なら.....と、いつしかカメラマンが辺りに集まりだし
夕焼けのショーが始まりました。
夕日は富士山のふもとではなく、右側にそれて沈んで行き
雲が夕陽の色で染められていきます。
それまで波打っていた湖面も穏やかになり
逆さ富士もくっきり現れました。
感動の一瞬です。
写真を始めたばかりの数年前のこと。
こんな風景に偶然に出会えて
写真にのめりこんでいく私がいました。
このころはデジカメではなくポジフィルム
わけも分からず、あれこれと何枚もシャッターを切り
36枚撮りの
それもラスト1枚がこの写真でした。

富士五湖のひとつ精進湖
子抱き富士とも言われる
精進湖から見る富士山です。
夕日が沈む前にはなかった靄が出て
子抱きの様子がくっきり表現されました。
今はほとんどがデジカメ撮影で、
夕日や朝日は上手く撮れなくなっています。
上級機種ならもっと表現力があるのでしょうが、
こんな素敵な風景はポジで残っていると
今でもその感動が蘇ってきます。